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「第38回山形県生協大会」に950名が参加
〜経済アナリストの森永卓郎さんが講演〜
 

  「第38回山形県生協大会」が、2007年9月13日、鶴岡市文化会館で開催され、山形県生協連(本部:山形市)に加入する生協と農協から組合員・役職員など950名が参加しました。

  開会にあたり、石川勝雄鶴岡生協地域理事会議長の歓迎あいさつの後、伊藤寛県生協連会長が主催者あいさつを行い、生協法が六十年ぶりに改定されたことに伴い、各生協で新たな定款改定作業に入らなければならないこと。県生協連は来年3月に五十周年を迎え、今、五十年史を編纂中であること。今年度、県連内に三つの企画委員会(「平和・憲法・社会保障・消費税」、「食の安全・地産地消・省エネ」、「消費者問題・灯油運動」)をつくって運動推進を図っていく、と述べました。

  また、来賓の今野久左衛門山形県危機管理室長が、「県は3月に消費者基本計画を策定し、啓発活動に努めている。生協には安全・安心を確保する事業者としてリーダーシップを発揮してもらいたい」と期待を表明しました。

  第二部の活動報告では、鶴岡生協が組合員理事を中心に、灯油高騰が続く中、灯油裁判を思い起こし、灯油運動、消費者の権利強化につなげていこうということで、裁判の歩みを上演。提訴を決めた理事会の模様(山中理事長も出演)や、元原告の金山喜久子さんが最高裁での弁論を再現し、感銘を与えました。

  続いて、高齢者福祉生協の坂本敬一さんが世相を風刺した「白波五人男」を熱演し会場の笑いを誘い、さらに、三つの医療生協が「後期高齢者医療制度」の道理のなさを告発する「口上」で締めました。

  そして、大きな拍手の中、経済アナリストの森永卓郎さんが登場、「森永卓郎の戦争と平和講座」と題して講演し、テレビ番組の楽屋裏でのエピソードを織り交ぜながら、格差の拡大と戦争の危機について、明快な語り口で、市の見方を展開しました。(以下の要旨は山形県生協連事務局まとめ)

  冒頭、森永さんは、経済と戦争は結びついているとして、世の中には二つのタイプの人間があり、一つは、市場原理主義・新自由主義で弱肉強食の考え方、これらは殆どがタカ派である。一方、平等主義者は平和主義者というグループがある。これは人間をどう分析するかに関っており、現在主流派の新自由主義者は、新古典派経済学の「人間は自分の利益を最優先して全ての行動を決める」という極端な仮定をした理想空間で理論を組み立てており、日本の社会を新古典派の理論に合わせようとしたのが「構造改革」に他ならない、と指摘しました。

  新自由主義の典型がアメリカであり、小泉「構造改革」を演出した竹中平蔵元経済産業大臣は、日本をアメリカ化して格差を広げた。格差を広げるにはデフレにする。雇用では正規を減らし、非正規にする。五年間で三百万人が入れ替わった。

  きちんと認定すれば生活保護世帯は130万に達し、四世帯に一世帯は貯金を持っていない。三十歳前半の男性の非婚率は49%で、金持ちと“イケメン”以外は結婚できない、これが格差社会の結末である、と断罪。

  そして、新自由主義の政策は、(1)市場原理と「小さな政府」、(2)大企業・大金持ち減税、庶民大増税、(3)エリート教育、(4)(3)からはじかれた者は戦場へ、であり、今、日本が戦争に歩み始めた1920年代に似た空気になっている。この空気をつかんで戦争へもっていかれないよう警戒しなければならない。

  戦争は常に弱者にシワヨセされるということを銘記し、平和は人への優しさをもたらすとして、平等主義の復権を呼びかけ、講演を結びました。

開会あいさつ
開会あいさつ
 
森永氏講演
森永氏講演

<お問合わせ先>  山形県生協連 事務局 電話:023−686−6261

 
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