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「冬の兵士」証言集会 in やまがた に214人が参加
 

 10月6日(水)に、「冬の兵士証言集会」が昼の部は午後1時半から遊学館、夜の部は午後6時から大手門パルズで開催され、214人の市民が参加しました。昼の部には県内各地からの参加があり、夜の部には高校生や若者の参加が目立ち、熱心に証言に聞き入りました。

〈昼の部、遊学館ホールで〉
〈昼の部、遊学館ホールで〉

 「証言集会」は、廣部公子実行委員長の「戦争の悲惨さ、憲法九条の大切さを改めて感じ取ってほしい」という開会あいさつで始まり、最初に、現地アメリカでの証言集会の様子をDVD「冬の兵士」の「第一章 戦闘モラルの崩壊」(34分)を上映し、2008年3月に行われたアメリカでの証言集会の模様を生の映像を見ていただきました。

 その後、通訳の安原桂子さんに進行をお願いし、「反戦イラク帰還兵の会」会長のジェフリー・ミラードさんが戦争の実情を語り、事務局長のホゼ・ヴァスクエスさんが心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ帰還兵の実態を報告しました。

 ミラードさんは、2005年にイラクで無線傍受作業従事中、米軍部隊がイラク人ゲリラ300人に包囲されたとの報告を傍受し、それを航空支援隊に連絡しました。航空支援隊は直ちに対応し、175人を殺害したが、その後、イラク市民が平和的な抗議行動をしていただけと分かり、「戦場では何の正確な判断もできないことを知った」と話しました。

 直接の戦闘体験はありませんが、帰国後も米兵の救いを求める叫び声が聞こえる症状が起き、夜に寝られない時がある。また、爆風によって脳が損傷し、耳もよく聞こえないと、戦場から帰還後も後遺症に苦しんでいることを話しました。陸軍入隊を、「今思えば無知で世間知らずだった」と振り返りました。

〈夜の部、大手門パルズで〉
〈夜の部、大手門パルズで〉

 2007年まで14年間服務したというヴァスクエスさんは、帰還兵たちは、片足が地雷で飛ばされるなど身体的な傷や、トラウマに悩まされ仕事に就けない、妻に暴力をふるい離婚など、何重もの苦しみから自殺を考える者も多いと説明し、進学の希望と愛国的な志に燃えた17歳の新兵たちが、数年後、置き去りにされた過酷な現実を語りました。

 その後、参加者との意見交換に移り、会場からの質問に答えていただきました。昼の部では会場からの質問が多すぎたため、全部に応えられず、後ほど「山形県生協連のホームページ」に掲載することにしました。

 閉会のあいさつで、岩波書店「冬の兵士」の翻訳に携わった「平和をめざす翻訳家たち」の「思い」が紹介されました。「翻訳に取り組むあいだ、わたしたちは何度も泣いた。証言を放送で聞いて泣き、映像を見て兵士たちのあまりの若さに泣き、訳しながら、推敲しながら、かれらが背負わされたものの巨大さに泣いた。そして、そのたびに、これをひとりでも多くの人と共有しなければとの使命感を強くしてきた。」

 そして、「伝えるという、もう一つの闘い」にともに立ち上がることを呼びかけ、閉会しました。

 
 
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