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提訴35周年、仙台高裁秋田支部「逆転勝利判決」25周年、最高裁「不当判決」20周年
鶴岡灯油裁判資料室がオープン
 

 日本の消費者運動の歴史にひときわ輝く1ページを記した鶴岡灯油裁判。この闘いの歩みを体系的に整理し、記録としてことごとく残すことで、誰もが灯油裁判の教訓を学び、これからの「いのちとくらしを守る運動」のために役立てることができるようにとの願いを込めて、生協共立社は、鶴岡灯油裁判資料室を開設しました。

 10月22日、共立社本部で鶴岡灯油裁判資料室のオープニングセレモニーが行われ、元原告、元原告代理人・補佐人、共立社各地域理事、友誼団体から約80名が参加しました。


〈資料室オープンを祝いテープカット〉

 オープニングセレモニーは元原告の小竹喜恵さんの司会で進行。松本政裕共立社理事長の主催者あいさつ、テープカットに続き、鶴岡灯油裁判とは何だったのかを写真とビデオで編集したDVDを上映、その後、参加者全員で資料室のオープンを祝い乾杯しました。

 資料室オープンに当たり、元原告代理人の宮本康昭弁護士は、「灯油裁判は、やはり勝利した裁判だったということを実感した。資料室は、勝利した姿を全国に発信する場であり、組合員の運動が勝利を導いたのであり、運動が全てを生み出すこと、これを改めて現在の時点で確認してもらう場である」と述べました。

 同じく藤本斉弁護士は、「灯油裁判は、鶴岡生協の伝統の力にさらに工夫して生かされたものだった。上田誠吉氏は、灯油裁判は一大学習運動だったと述べているが、法律家にとってもそうだった。民事訴訟法第248条の制定は、この裁判によるものである。これまでとは違う状況の中で、伝統の中からエネルギーを工夫して引き出してもらいたい」と。

 また、元原告補佐人の岩佐恵美さんは、「灯油裁判は、全国の消費者の壮大な闘いだった。この資料室が生協運動、消費者運動とは何なのかを問いかけるものであり、元気の素になるように」と期待を述べました。川崎生協・主婦連の東京灯油裁判元原告の宮前つる代さんは、「鶴岡の灯油裁判集会に参加して、私たちもがんばろうと、励まされたことを思い出します」と述懐。元原告の立川常子さんは、「灯油裁判は、鶴岡の生協運動青春時代のものであり、私自身、全国22箇所以上に出かけました。資料室開設を機に、生協にはもっと元気になってほしい」と活を注入。


〈共立社本部2階に灯油裁判資料室〉

 そして、山形県生協連の岩本鉄矢会長は、「資料室開設は、けじめではあるが、今日の生協運動にどう伝えていくかが課題である。現在の円高での灯油情勢でも、流通コストの合理化だけで解決する問題ではない。活動の枠をはめず、あらゆる手段を使って考えていく必要がある」と述べました。

 なお、元原告代理人の脇山淑子弁護士が、これまでの資料室開設の準備作業について報告。余目町農協の森屋要二組合長が、灯油裁判の闘いに学び、農業を守る運動の決意を表明しました。

 最後に、鶴岡地域理事の浅見信子さんが「鶴岡灯油裁判資料室を活用して生協運動を大いに語り、広げましょう」のアピールを提案、高橋憲志鶴岡地域理事会議長が閉会のあいさつを行い終了しました。

 
 
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