山形県生活協同組合連合会 お問い合わせ ホーム
県生協連の紹介 県生協連の活動 全員生協の概況と紹介 新着ニュース お知らせ リンク集 加入について
新着ニュース
 
「くらしと農林水産業を協同で守る県民運動」協同組合役職員学習会
賀川豊彦の思想と実践に学ぶ
 

 11月20日(土)、山形市にあるJA研修所『協同の杜』で、生協連、JA、漁連、森林組合による「くらしと農林水産業を協同で守る県民運動」が主催した「賀川豊彦献身100年記念講演会・DVD上映会」が開催されました。

 今回の学習会は、賀川豊彦が21歳で社会活動を開始してから100年になるのを記念し、生協をはじめとした多くの協同組合関係者が賀川の思想と実践を思い起こし、その志を現在と将来に活かそうと開催したものです。4つの協同組合の役職員ら85名が参加しました。

 学習会は、JA山形中央会の池田三好農業農政部長の司会で進められ、最初に山形県生協連の岩本会長が「賀川豊彦はコツコツと原稿を書いてお金を稼いで日本生協連の前身の日協連を助けてくれた」と賀川のエピソードを交えた開会の挨拶を行いました。そのあと、日本生協連渉外広報部の市川智弘氏が、「関東大震災での賀川豊彦のボランティア活動は現在のボランティア活動の原点」との説明があると賀川豊彦を紹介し、DVD『愛と協同』が上映されました。

 学習会の講師の賀川豊彦記念松沢資料館館長・明治学院大学名誉教授の加山久夫先生から「賀川豊彦の思想と実践〜協同組合の原点と今日の役割を考える」というテーマで講演がありました。その中で、社会評論家の大宅壮一は賀川豊彦のことを「近代日本を代表する人物として自信と誇りをもって世界に推挙しうるものを一人挙げよということになれば、私は少しもためらうこともなく、賀川豊彦の名前を挙げるであろう。かつての日本に出たことはないし、今後も再生産不可能と思われる人物、それは賀川豊彦先生である」と語っている、と述べられました。

 また、一昨年のリーマンショック以来、金融大恐慌の荒波が一気に世界中に広がり貧困問題が噴き出してきた。今年に入って賀川豊彦の思想と実践をもう一度見直そうという気運が少しずつ広がりつつある。経済危機の中で、賀川豊彦なら間違いなく、こう言うであろう。「協同組合があるじゃないか」とも述べられました。

 加山先生は「公益経済、市場経済、そして、『第三の道』としての社会経済がある。今後『第三の道』はますます重要になる。そのコアは協同組合である」と話され、最後に、「問題は当の協同組合のリーダー、スタッフ、組合員自身がどの程度、壮大な理念運動である協同組合について理解し、自覚的であるか、が問われる。協同組合が変われば社会は変わる。そのためには、変えるべきものを変え、変えてならないものを変えない勇気、そして、両者を識別する知恵が求められる」と述べられ、講演を締めくくられました。

 
 
山形県生活協同組合連合会|〒990-2212山形市大字上柳67番1号
ホーム お問い合わせ