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第44回山形県生協大会が開催されました

〜震災を忘れるのではなく、目をそらさず前に進む〜

 

 9月13日(金)、山形テルサを会場に第44回山形県生協大会が開催され、山形県内各地の会員より、735名の組合員が参加しました。

 オープニングは、山形大学学生サークル“四面楚歌”のみなさんの花笠踊りです。“踊るのが大好き”という学生たちの、若い力がみなぎり躍動感溢れる花笠踊りで、会場いっぱいの参加者を出迎えました。

 はじめに、山形県生活協同組合連合会の松本会長が主催者挨拶として「昨年は国際協同組合年で、多くの県民に協同組合の価値伝え、その認知度を高めるために県内の協同組合が力を合わせて様々な取り組みを行いました。しかし、この取り組みは1年だけで成果が出るものではありません。今後も協同して学習などを進めていきます。また、くらしを取り巻く状況として、消費税増税、TPP参加の問題などがあります。県民、国民のためにはこれらはなんとしても阻止しなくてはなりません。一人ひとりの力は小さくとも、多くの人々が力を合わせ、協同の力で困難を乗り越えていきましょう」と訴えました。

 続けて、山形県危機管理監の加藤祐悦氏が吉村県知事の祝辞を代読、山形県農業協同組合中央会副会長の黒井徳夫氏が長澤会長の祝辞を代読、山形県労働者福祉協議会の大泉敏男理事長が祝辞をのべられました。

 会員報告として、1991年1月26日に長井生協が32年間の活動に幕を下ろした後、“長井・西置賜から生協運動の灯を消さない”と組合員と職員が立ち上がり、多くの困難や苦労を乗り越え、「共立社西置賜生協」として再生をはかってからの20年の歩みが報告されました。

 また、特別報告として岩手県大槌町の赤武酒造社長の古舘秀峰さんが、3・11の震災と津波で全てを失い絶望の中にいた時に、多くの方々の“声”に助けられ、「もう一度、この地で、ここの水で、必ず清酒を醸す」と決意し、「清酒浜娘」を誕生させた取り組みを報告しました。2つの報告は、“あきらめては前に進まない”という強い意志が形になった感動的なものでした。

 お昼はJAあまるめ特製の真心9マス弁当とお土産交換会。その後、第二部として、今大会のメイン企画、「地球のステージ」が行われました。

 「地球のステージ」は、世界の出来事を大画面での映像とシンクロする音楽によって感じようというコンサートステージです。案内役の桑山紀彦さんは心療内科医で、宮城県名取市の「東北国際クリニック」の院長でもあり、国際医療協力の専門家でもあります。

 この日のステージは、前半は桑山さんが国際医療協力を行っている、貧困・紛争地域の子供たちの明るくたくましい姿を描いた「フィリピン篇」「ソマリア篇」「東ティモール篇」の3篇。スライドと音楽で地域の現状と国際医療協力の内容を伝えます。桑山さんは「ボランティアはプレゼントの交換会のようなもの。お互いが幸せになれる。そして、見てみぬふりをしないこと。誰にだってできる」と語りかけました。また、県連で毎年取り組んでいるユニセフ募金の指定先が、来年度は東ティモールに変更になることに感謝されていました。

 後半は、「震災篇」で、3・11の震災の津波被害で、ふるさとや家、そして家族を失い、心に傷を負ったみなさんへの桑山さんの心のケアの取り組みが描かれます。「津波に心を奪われてはいけない。忘れるのを待つのではなく、しっかりと目で見て前に進まなくてはいけない」と桑山さんは語りかけます。悲しみと恐怖から目をそらさずに、心の中で葛藤しながらも、現実を見て少しずつ前に進む人々の姿を見て、会場では涙を流す参加者もいました。

 地球のステージのコンサートは、桑山さんの優しい、それでいて力強い歌と、大画面での映像を見ながら本当に大切なものは何か、自分には何が出来るのかを考えさせられるすばらしいものでした。

 その後、庄内医療生協の若林喜久子さんが大会アピール案を読み上げて提案し、会場の大きな拍手で承認されました。最後に、閉会の挨拶として、菅井道也県連副会長が会場の参加者とともに、大会スローガンを読み上げて確認し、大きな感動の余韻に包まれながら、生協大会を終了しました。

 
 
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