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2016ユニセフやまがたのつどいを開催

桑山紀彦さんの「地球のステージ」を上演

 

 「2016ユニセフやまがたのつどい」が11月12日、鶴岡協同の家こぴあホールで行われ、県内各地から90名が参加しました。このつどいは、ユニセフへの理解と関心を高め楽しく交流しようと山形県生協連が主催して毎年開催しています。

 つどいは、共立社鶴岡生協の佐藤花子さんの司会で進行しました。最初に、庄内医療生協の水尾京子さんが開会あいさつを述べました。

 前半は、日本生協連の上田尚美さんに全国の生協のユニセフの取り組みについて、報告していただきました。

<日本生協連 上田尚美さんの報告>

 上田さんは、生協でユニセフ募金を始めた経緯についてふれ、1979年の国際児童年にユニセフのよびかけに協同組合の国際組織であるICA(国際協同組合同盟)が賛同。ICAに加盟する日本生協連でもこれに応えて日本国内の生協によびかけ、多くの生協で「バケツ一杯の水」 を送る運動としてユニセフ募金が取り組まれたこと。

 そして、その後、1980年代に入り、アジアやアフリカの貧困、飢餓など開発途上国の子どもたちがおかれた状況が広くマスメディアで報道されるなかで、国際的な助け合いの活動の大切さがクローズアップされ、1982年のICA女性委員会の採択したアピールに合わせ、日本の主要生協でユニセフ協力活動が始められ、それを契機に1984年の日本生協連の通常総会で全国の取り組みとして、ユニセフ活動を推進することがよびかけられ、全国的なユニセフ協力活動が始まったこと。

 それ以降、生協のユニセフ活動は、「わが子への愛を世界のこどもたちに」「進めよう予防接種募金」「世界のお母さんが読み書きできて子どもの命がまもられるように」「アジアの子どもと女性の自立のために」といった呼びかけとともに歴史を重ね、多くの生協で幅広い組合員の協力による国際的な助け合いの活動として大きくひろがり、現在にいたったことが全国の豊富な活動事例とともに紹介されました。

 その後、県生協連の大友廣和専務より、今年のユニセフ募金の取り組みについて提起があり、指定募金である「東ティモールにおける新生児と母親のためのコミュニティ保健ケアの改善」について、目標としていることは、①2017年までに2県における家庭での保健・栄養ケア、母親の保健・医療を受ける習慣を根付かせる意識改革を行い、今よりも15%栄養不良児の率を減らすこと、②保健省に財政・技術支援を行い、新生児・乳幼児保健ケアの社会サービスを改善することの2つ。この支援活動を実施するためには、3年間で360,000ドル(年間120,000ドル)の資金が必要であり、この金額を東北6県の生協で分担して募金活動を進めていることが報告され、工夫を凝らした募金活動やハンド・イン・ハンドを進め、今年の募金目標を達成しようと呼びかけがありました。

 お昼は、地元の鶴岡生協の皆さんから「ココナッツミルクカレー」が振る舞われました。東ティモールにちなんだ料理を検討しましたが、なかなか見当がつかず、“南国風”ということでココナッツを使ったカレーとなりました。今年は同時開催として地球のステージが作成した写真パネル展「ティモールの微笑み」の展示や、鶴岡市ゆうあいプラザ「かたぐるま」の皆さんのパンやクッキーの販売も行われました。

 午後は、桑山紀彦さんの「地球のステージ」の上演です。桑山さんは医師として日本で診療を行う傍ら、世界の紛争地、貧困の地、震災などの被災地で医療支援活動を展開してきました。コンサートステージ「地球のステージ」では、桑山さんが世界で出会った人々の明るく、たくましく生きる姿を、大画面の映像とシンクロする音楽、語りによって、心で感じられるよう構成されています。今回は「地球のステージ4」〜果てしなき地平線〜をベースに、特別仕立てで構成していただきました。

<桑山紀彦さんの「地球のステージ」を上演>

 「東ティモール篇」では、1999年の独立紛争直後から支援活動を続け、医療が行き届かない山間部で繰り広げられる命を守るための取り組み。人の力では変えられない3つのこと。生きることの意味を問いかけます。「ガザ・ふしぎな石篇」では、4人の少女がふしぎな石を捜し求める映画づくりを通して、紛争や厳しい生活環境でも人々は逞しく生きていること、平和の尊さを伝えます。

 そして、「ヒロシマ篇」では、被爆地ヒロシマ。証言者として当時のことを語り続ける人、若い世代へ語り継がれるヒロシマのお話。人は忘れてしまう生き物、だからこそ続けている平和教育の取り組み。「東日本大震災6年目篇」では閖上中学校で亡くなった生徒さんの慰霊碑を守る取り組みや震災を伝え続けること、遺構を残すことの意味を問いかけます。「命をたどる旅路篇」では、遠い昔、開拓のため飛騨高山から北海道に渡ったと言われる桑山さんの祖先。ふと、北海道で目にした電話帳でみつけた「桑山」の名字からたどった命のつながりのお話です。

 「地球のステージ」は、日本と世界とのつながりが意識でき、平和で平等な社会の実現をめざし、生きる意味、いのちの大切さを感じさせる内容で、参加者の皆さんに大きな感動を与えました。

 最後に、共立社酒田生協の佐藤文子さんが閉会の挨拶を述べ、2016ユニセフやまがたのつどいを終了しました。

 
 
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